大人の○○を揃える
大人のダニエルウェリントン、それはノモスやユンハンス。
大人のド派手な雑貨時計、それはジェイコブ。
大人のマーチン、それはパラブーツ。
大人のスニーカー、それはアイリッシュセッター。
大人のスマートウォッチ、それはタグホイヤーコネクティッド。
チープなアイテムを、そのまま取り入れるのではなく、それがどんな緩和効果を発揮しているのかを考えて取り入れる。それが大人の着こなしに繋がると思います。
人によっては大人のG-SHOCKが黒サブになったり、大人のDWがカラトラバになったりもするでしょう。
ノットやらダニエルウェリントンは、社会人がするには少しチープ過ぎるんですよね。
同じ効果が得られるのであれば、無理にチープシックなんて試みる必要もなく、かけたコストの分だけスタイルは洗練されていきます。
金額が10倍だからといって効果も10倍とはいいませんが、2、3割増しから倍くらいにはなります。
コスパコスパと不景気な世の中ですが、私は安いものが一番だとは思いません。
むやみやたらに高級品を求めて背伸びするのも、とにかく似たような安いもので収めるのもよくありません。
大切なのは、中庸、ニュートラルであること。
各人の生活レベルに合わせて、無理しすぎず切り詰めすぎず、相応なものを身につけるのがスマートです。
ただし、高級だからといって、例えばウブロを2針の正統派ドレスウォッチのように使ってはいけません。
100万以上しても黒サブはあくまでスポーツウォッチであり、スーツに合わせるなら「外し」や「スポーツミックス」にあたることをきちんと認識すること。
当たり前ですが、ドレスウォッチの効果を求めるなら、20万のスピマスより、2万のダニエルウェリントンの方が優れています。
私が言っているのは、その効果範囲の中で、格上げをするとよりベターだということです。
どんなハイブランドのデニムでも、葬式には着ていけませんよね。小物も同じなのです。