初めての革靴には、マーチンよりレッドウイング
TJです。
これ、両方履きこんで思ったんですが、革靴初心者がはじめに手を出すなら、マーチンよりレッドウイングの方がおすすめです。
どちらも定番、価格差は結構なものですが、着こなしの幅、履き心地、耐久性、全てにおいて価格差以上の格差があるように思います。
マーチンというと、基本的にはシャツにスキニーで合わせたモッズスタイルになりますよね。
黄色のステッチや透明のバウンシングソールが実はかなり緩和感が強く、あんまりルーズなサイジングには合わないのです。
一方レッドウイング、モカシンではなくプレーントゥの黒ワークオックスフォードの場合。
色は入ってるものの、ソールの白だけなんですよね。
モノトーンの、しかもソール部分ですから、同じおでこ靴でも、黄色のステッチより上品に仕上がると感じます。
それさえ気になるなら、ポストマンシューズなんかもありますしね。
いずれもビジネスライクに見える恐れのある革靴に抵抗感を感じて選ぶようなブランドだと思います。
ただ、ワークオックスはルーズなデニムにもアメカジライクにまとまりますが、マーチンだと少し違和感。
サイジングに関しても、マーチンにはハーフがありませんが、レッドウイングにはある。
飽きてしまったときも、ワークオックスなら白ひもで大人のレザースニーカーという印象にできたり、レザーソールにオールソールするのも可能です。マーチンは完全なる圧着です(レッドウイングもアウトソールとミッドソールはセメント)から、無理ではないんでしょうが、あんまり扱っている先もないんですよね。要リウェルトとか言われてもコストがかかりますし。
革質に関しても、いかにもひび割れるガラスレザーとスムース(またはラフアウト)って随分耐久性に差がありますよね。
気分を変えて鏡面仕上げなんかもできますし、最初はあまりケチらずに、レッドウイングの方をお勧めします。