ユリーノ~モテる男のファッションのコツ~

モテるメンズファッションのコツを理論的に解説します。

【オススメ記事】モテる男とは? 緩和不足だとどうなるのか

こんにちは、TJです。

本ブログでは散々メンズの本来スタイル(白黒スーツ)を色柄素材形で、「緩和し過ぎないこと」を述べています。色彩や柄、シルエットによるコントラストもやり過ぎないこと、多くとも2つ程度を推奨しています。

 

ただ、実は逆に緩和しなさすぎというのも問題なのです。

緩和をすればするほど、奇抜に、ルーズに、子供っぽく、まとまりがなく見えるのはご理解頂けていると思います。

ただ、逆に緊張感を残しすぎると、キメ過ぎ、仕事帰り、あるいは子供っぽくもなってしまうのです。

そして、これは実は最もモテない、最凶のメンズスタイルなのです。

 

緊張も緩和も、いずれも子供っぽくなり得るというのは不思議ですよね。

一番モテないのは子供っぽい男(少年らしさが残るという肯定的なイメージではありません)ですから、皆さん気になるでしょう。

これはどういうことかと言うと、

 

■緩和し過ぎによる子供っぽさ

 公園で遊ぶキッズライクな着こなしとなります。アニメTシャツに、蛍光スニーカー、ルーズなジーンズといった想像しやすいものですね。デザイン過剰です。

 

■緊張残り過ぎによる子供っぽさ

 私立小学生の制服私服を思わせるスタイルとなります。イメージは無印良品のトルソー。黒いカーディガンに白シャツ、タイトなノンウォッシュデニムに革靴など。

 実はこれはこれで余裕が無さ過ぎて子供っぽいのです。もう少し緩和をすべきなのです。

 そしてこの私立小学生感は、(良い家庭ではあるのでしょうが)庇護されてる感、独り立ちしてない感が最も強く出てしまい、前述の公園キッズよりなおモテません。

 

そもそも、大人の男性の子供っぽさは、なぜ女性から忌み嫌われるのでしょうか。

太古の昔から、本質的に女性が求めているものは変わっていません。

強いオスの庇護下に入り、大切にされ安穏と暮らすことです。

マンモスをたくさん狩れるマッチョな男と、社会的に成功を収めて家族を養える男は、同じ役割を担っています。

ヤリを振るう代わりにパソコンのキーボードを叩き、交渉をし、金を介して結果的には肉を手に入れている。肉体的な強さが社会的な強さへと近代化で代替されただけであり、本質は同じなのです。

いつの時代も強いオスはモテます。良い群れを作ることができるでしょう。

1つ例をあげてみましょう。

子供の頃、運動のできる子がモテましたね。それは子供が近代よりも原始時代寄りの思考回路だからです。

大人になるにつれ、運動の出来不出来なんて見られなくなりますね。それよりも年収や知能を評価されるようになります。女性が年を取るにつれ社会構造を知る(近代化、現代ではヤリではなく金で肉を狩ることを理解できるようになる)からです。

 

たまに 消防士が好き❤ 警察が好き❤ マッチョが好き❤ なんて大人の女性もいるにはいます。が、圧倒的な少数派です。

彼女たちは、原始時代寄りの思考回路である、あるいは自身に知恵があるため別の面での補強を求めている、公権力に強さを感じる、の3類型に分類されます。

体感では、低所得の方や高度教育を受けていない方(いわゆるドキュン階級)にマッチョ好きが多い傾向がありますので、恐らくは思考が原始時代なのでしょう。

彼女たちは少数派ではありますが、いくばくかは筋肉の強さ、槍を振るう上手さを評価する存在もおり、公園キッズも場合によってはこのゾーンに訴求をします。活発そうに見えるからね。

 

ただ、私立小学生スタイルはどうしようもありません。活発さもない。庇護下に置かれている感(金持ちの家の、子供感)を与える。

原始思考でも近代思考でも、ニーズがないのです。

あなたの内面を知る前に、女性は男性の70パーセントがそもそも生理的にムリ現象に直面、つまりは足切りを受けてしまうのです。もし本当のあなたが、とても強いオスであったとしても。

実はオタクと呼ばれる男性にも、きちんとした格好をされた方は沢山います。よく揶揄される、ブルーのオックスフォードボタンダウンにベージュチノパン、色味は補色チックですが、これがそこまで崩れたスタイルだとは私には思えません。かといってサイジングを正確なIラインにしたところで大してモテないであろうことも感じています。

彼らがモテないのは、私立小学生チックだからなのです。

それならまだ緩和MAXのダボダボ部屋着ヤンキースタイル(筋肉の強さ)の方が原始思考にヒットする可能性が高いですよ。