ファッションの基本の基本(多色使い)
TJです。
ここから少し難しくなるかもしれません。
3色コーデ、というのは大原則ではありますが、必ずしもモノトーン2+色彩1でなくとも大丈夫です。
多色使いをするには、黒をネイビーに、白をベージュに代用する方法などをこれまで紹介してきました。
今回はそれとは全く別の手法。どちらかというと帰納法による構築です。
■柄アイテムを使う
柄アイテムを購入して、それを構成する色を散らす、です。
例えばブラックウォッチ柄のシャツなら、ネイビーとカーキが入っていますので、インディゴスキニーとモッズコート。Gジャンと軍パン。
これでまとまりが出ます。色彩の相性を自分で考える必要がないので楽です。
ネクタイの柄を散らせば、オンスタイルでも使えるテクニックです。
■トーンを揃えて、小物でまとめる
色は違いますが、重さが同じものを組み合わせます。
例えば、ダークトーンの赤(小豆色、ボルドー)シャツにダークトーンのネイビーのスラックス。これだけでは重いので、ここに逆に最も軽い無彩色(白)を散らせて統一感を作ります。
もちろん逆にペールトーンでも構いません。この場合はここに、例えば黒の小物を散らして統一感を増すのです。時計、バッグ、キャップ、靴と。もちろん濃いものであれば茶でも何でも構いません。おすすめは色彩差が生まれにくくかつ引き締め効果のある黒ですね。
ダークトーンもペールトーンも、コーディネートがのっぺりとしがちなので、適宜柄を使うのもおすすめです。
■色相環を利用する
簡単なのは、同系色でまとめるもの。サックス、ネイビーロイヤルブルーといったコーディネート。
次に簡単なのは、補色コーディネート。オレンジにネイビーをぶつけたり、カーキにピンク、黄色にパープルといったもの。
前者はぼやっとしやすく、後者は強烈になりやすいので、色の濃淡をつけることを意識するとうまくまとまります。
たとえば、はっくりとしたオレンジと、はっきりとしたネイビーをぶつけるとけんかしてしまいますので、一方を薄く、一方を濃くすること。面積比を一方の色に寄せるでもok。